映画:湯道を観に行ってきました!
「湯道」は2023年2月23日に公開された日本映画。監督は鈴木雅之(歌手とは違う 笑)、主演は生田斗真。また、タイトルにもある「湯道」の提唱者である小山薫堂(おくりびとなどの脚本家で放送作家)が企画・脚本を担当している。
おもしろいのは、日本において、あたりまえにある「入浴」の作法を極めた湯道をテーマとしている点。茶道や華道、書道などのような道として継承されているという設定だ。紹介映像をみて惹きつけられた。見たい!おもしろそう!と最近温泉にはまっている夫と意気投合。
ホームページには「湯道の所作」なるページも そちらによると『2015年より小山薫堂が提唱「入浴」の精神と様式を突き詰めることで完成するあらたな「道」。京都大徳寺珠庵第27世住職の山田宗正氏から「湯道温心」という言葉を賜り、拓かれた。「湯」に向かう心の姿勢=「感謝の念を抱く」「慮る心を培う」「自己を磨く」という三つの精神を核とし日本の入浴文化を世界に発信すると共に、「湯道具」として様々な工芸品を使用することで国内の職人たちが持つ技や伝統工芸を保護、継承していく事を目的としてる。』と。たしかに工芸品も登場する場面が。
湯道
1:合掌(がっしょう)
2:潤し水(うるしみず)
3:衣隠し(きぬかくし)
4:湯合わせ(ゆあわせ)
5:入湯(にゅうとう)
6:縁留(ふちどめ)
7:湯三昧(ゆざんまい)
8:垢離(こう)
9:近慮(きんりょ)
となっている。温泉に入る際の心得にも通ずる内容に思わずうれしくなる。型があることで、型にあわせることで、こころが整っていく、、これぞ 道なのだろう。
最近では、一般社団法人として湯道文化振興会を設立し、その活動を本格化しているとのこと。温泉・サウナブームにものって、お風呂文化がより新しいものとなって進化していくことが楽しみでしょうがない。
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